魚津三太郎塾第6期
魚津市/富山大学
地域課題と企業課題を解決する地域プロジェクトの創造 いざ未来形魚津へ!

事業レポートReport

魚津三太郎塾第7期3日目
特別講義

日時:平成30年9月6日(木)14:00〜17:00
会場:魚津市役所第1会議室

魚津三太郎塾第7期の3日目が開講。特別講義として村椿魚津市長から魚津市の現状と課題に向けた取り組みについて講義を受け,市長との意見交換と塾生間でのディスカッションをおこなった。

3日目第5限 特別講義
魚津市の現状と課題に向けた取り組みについて

講師:魚津市長 村椿晃氏
3日目第5限 特別講義

「地域課題をつかむには自分を知ることである。ランキングなど各種データは客観的な自分の立ち位置を知る基本となる」と話し,魚津市の現状について東洋経済住み良さランキング2017版と18年版から県内各市との比較と推移,県内各市の人口の現状と魚津市の人口推移と予測や人口構成の推移を説明。

「人口減少は避けられず人口構成も高齢者比率が高くなっていくことも避けられないので高齢者人口を上手く活用していくことを考えざるを得ない。元気な高齢者でいてもらうための施策があるのもこのためである」と話した。

さらに魚津・黒部・滑川の製造業・商業の事業所数の推移や商品販売額,小売店売り場面積や飲食店数の推移等をデータに基づき現状を客観的に説明し,「魚津には昔から蓄積された商業サービス業の土台が残っている。これを活かすことを考えるのがミッション。魚津だけでなく周辺広い地域をターゲットに考えていくことが必要。大企業誘致は現実的ではなく,人口減の中で競争に耐えていく分野を目指すことが大切」と話した。

続いて、人口減少を克服するための魚津市の施策について説明。自然増対策としての「子育て支援の充実」「教育の充実」「新産業の創出」の3分野の具体的施策について紹介説明。また、社会増対策としての施策として,「観光振興」「市民による魅力的な地域づくり」「移住・定住の推進」の3分野での取り組みや方向性を説明。

最後に「いかにココに住んでいる自分たちがが気持ちよく幸せに暮らす環境を作りあげるのかを自分たちで作るコトが基本。その上で色々な人を惹きつける取り組みをやることを大勢の人が意識を持てば人口減少に対抗できる活力ができる」とまとめた。

ディスカッション①
塾生から一言発言

ディスカッション①</div>
  塾生から一言発言

参加塾生は,市長からの特別講義を受けて「魚津市の現状や取り組みをどう思うのか」について個別の考えをワークシートに書きまとめる作業をおこなった。

その後,各自2分の持ち時間で,魚津市の現状や取り組みについて意見や質問をおこない,村椿市長がその内容に丁寧に返答した。塾生からは,子育て支援の高齢者支援、空施設・空店舗の活用,新しいサービスの創出や多様性の必要性,まちづくりの世代間の相違などについて意見交換した。また,聴講していた塾生OBから山間部の荒廃とコミュニテイの課題についての質問や,金岡教授からの行政評価と目標設定についての質問もあった。

村椿市長は「課題はビジネスのチャンスになる。まちづくりは行政側からではなく,そこに住む人がどのような町にすればいいのかを決めることが重要。今回のような話しができてよかった。これからもこんな場をつくっていきたい」と話した。

3日目第5限ディスカッション
テーマに沿って討議 ・魚津市の地域課題とは? ・自分たちの身の回りにある地域課題の例

3日目第5限ディスカッション

今回の市長の特別講義と市長とのディスカッション内容を受けて,塾生間でディスカッションをおこなった。

冒頭,金岡教授から「人口減少という課題に地方が臨んでいる。共通の課題に対して皆で一つのコトを作っていくことがcsvである」とコメント。各塾生が自分の身の回りにある地域課題について,自分の仕事や専門分野に絡ませて考えをまとめ個人ワークシートに記入した。

各自がまとめた内容を元に塾生がAB2班に分かれグループ討議をおこない,お互いの考えや課題を共有・検討した。各班での討議でまとめた内容を代表者が発表,A班では,世代間・同世代間の交流不足と地域の良さを知らない人が多いという地域課題について指摘,人の交流についての重要性を提示した。B班は地域での様々な課題への取り組みについてのマーケティング不足を指摘,提供するサービスに対して市場調査を慎重におこない必要とされるサービスを提供することが重要と提示した。