魚津三太郎塾第8期の12日目が開講。第8期3回目となる全体演習をおこない,塾生が解決したい課題と課題解決のための事業構想案をまとめたポスターの叩き台やパワーポイント資料に基づいたプレゼンテーションを行い,全員で討議・意見交換をして各塾生のプロジェクト内容を精査した。
冒頭に,事務局の伊串氏から前回演習の振り返りと今回演習のポイントを説明。
今回の進め方について,各塾生の発表は3分の限られた時間で要点を伝えることを意識し,その後20分間の質疑と討議をおこなうと説明。質疑や討議では発言意図を簡潔にすることと,「課題設定(地域,自社)が適当か?」「本業あるいは特徴・特技を活かしているか?」「具体的な効果は?(仮説を立てているか?)」「将来像は?方向性は?何を目指しているか?」「自ら実施する内容か?(他力本願ではないか?)」をポイントに個別プロジェクトの精査を進めていく旨が伝えられた。
各塾生は,準備したポスター原案やパワーポイント資料をもとに,各企業課題と地域課題解決となる事業プロジェクト案を発表。発表後には各自のプロジェクト内容に関して塾生全員で精査し,活発な質疑応答と意見交換がなされ,金岡教授から感想やアドバイスなどが加えられた。
前回の演習と同様に,発表者が解決する課題や活用する地域資源,効果や将来像など気付いた事や意見などを塾生毎に用紙に記入して質疑や討議の参考に使用し,更に討議内容のメモなどを書き加えられ,演習終了時に発表した塾生へフィードバックした。塾生たちは,今回の意見やアドバイスなどを活かしてプロジェクト内容を精査し,自主ゼミや個別相談を経て,次回のプレゼンテーション演習への準備を進める。